お金の教養

お金の知識をアップする方法を解説!「やるべきことはシンプルに4つ!」

こんにちは、皆さん!

今日は、お金の知識をアップするための方法を解説します。

お金の知識は、生活を豊かにし、未来を安心にするために非常に重要です。

しかし、お金のことを学ぼうと考えていても・・・・

「お金の勉強」と聞くと、少し難しく感じるかもしれませんね。しかし、日々の生活で無意識に扱っているお金について、もっと深く理解することは、私たちの未来、そして子どもたちの未来を豊かにする鍵となります。今回は、お金の知識を身につけ、大切な家族を守るための「防御力」を高める方法について、わかりやすく解説していきます。

お金を学びたい人
お金を学びたい人
難しい用語や複雑な計算が出てくるし、めんどくさい
お金を学びたい人
お金を学びたい人
始めたいけど、何から始めたらいいのかわからないよー。

 

こんな気持ちや思いになる方も安心して下さい。

本記事を書いている管理人も実は、これまではお金のことをずっと後回しにしてきた経験があります。

 

管理人
管理人
20代では趣味や浪費を繰り返し、お金のことについては後回しにしてきていました。しかし、3児の子育てをきっかけにして、30代後半から「お金の勉強」を始めました。そして、節約や投資、ふるさと納税に取り組み、「簿記」についても学び、日商簿記3級と2級の資格を取得しました。お金の勉強に取り組み、行動して続けている私がおすすめ方法を紹介します。

今回ご紹介するのは、4つの流れでお金の知識を学んでいく方法です!

 

この方法を知れば、確実にお金の知識が身につくので、お金の勉強が苦手な方やこれからお金の知識を身につけたいと考えている初心者の方にもおすすめです。

家計管理のポイントを学び、実践する

所得税の構造を理解して節税にチャレンジする

ふるさと納税を活用した節約術を身につける

社会保険制度を理解していく

皆さんも、上記の4つの手順でお金の知識を学んでみませんか?

本記事では、お金の知識を得るための4つの方法をより具体的に紹介しています。ぜひ最後まで読んで行ってくださいね!

日本の課題や現状

「2000万円問題」

この問題は、老後の生活資金が不足するという認識を広く普及させました。経済団体の終身雇用崩壊宣言や、大手企業のリーダーが老後の資金不足に言及したことで、多くの人々がお金について真剣に考え始めました。また、2019年以降、お金に関するビジネス書の需要が増加し、書店の関連コーナーが拡大しました。さらに、新型コロナウイルスの影響がこの問題を強調しました​。

管理人
管理人
私自身もお金について学び始めたのはちょうどこの時期です!影響を受けやすい笑

老後の資金不足の現実

日本人は、将来的にお金が足りなくなるという現実を受け入れる必要があります。これまで、多くの人々が退職金で生涯のマイナス収支を補ってきましたが、現代の経済状況では、退職金だけでは不足することが多いです。そのため、老後の生活に十分な資金を確保するために、より積極的な資金計画が必要とされています​。

これらの課題は、日本人が直面する経済的な現実を反映しており、老後の安定した生活を確保するためには、金銭管理や資産形成についての意識を高める必要があります。

管理人
管理人
老後にお金が足りなくなる問題ってどうこと?もっと具体的に知りたい方には下記の動画もおすすめです!

↓税理士の大河内薫先生がわかりやすく説明してくれる動画です

多くの家庭が、将来に対する不安を抱えているのが現状です。こうした中で、私たちはどう対応すればよいのでしょうか。

金銭管理4つのポイントを学ぼう

  1. 国の制度を知る: 年金制度や税制など、国の提供する制度を深く理解しましょう。
  2. 制度を利用してお金を増やす: 利用可能な制度を活用して、資金を増やす方法を考えます。
  3. 投資を始める: 将来に備え、適切な投資にチャレンジすることも大切です。
  4. 収入を増やす: 可能な限り収入を増やし、財政的な安定を目指します。

1. 国の制度を知る


金銭管理の第一歩は、国の制度を深く理解することです。たとえば、年金制度は私たちの老後の生活を支える重要な要素です。しかし、多くの人がその詳細を把握していないのが現状です。年金制度は、将来どのくらいの収入が見込めるかを知るための基礎となります。

年金を聞くと多くの方は、老後にもらえるお金という理解がほとんどあると思います。しかし、それだけだと100点満点中、30点ぐらいです。ただ全てを暗記するのは難しいですから、「確か1つじゃなかったはず・・・」ぐらいの理解までできていると良いを思います。

1 老齢年金:老後にもらえる年金(多くの人の理解はこちら)

2 遺族年金:年金加入者が亡くなったときに遺族がもらえる年金

3 障害年金:年金加入者が高度障害等になったときにもらえる年金

税制度についても同様です。所得税、住民税、消費税など、日々の生活に直接関連する税金の仕組みを理解することは、賢くお金を管理する上で不可欠です。特に、税金の計算方法や税制改正によって変わるルールを知ることは、節税に繋がります。

2. 制度を利用してお金を増やす

国の制度を理解した上で、それを活用してお金を増やす方法を考えましょう。たとえば、個人年金保険やiDeCo(個人型確定拠出年金)などの制度は、将来に向けた資産形成に役立ちます。これらの制度は税制優遇が受けられるため、長期的な視点で資産を増やすことが可能です。また、住宅ローン控除や医療費控除などの税制優遇も、賢く利用すれば家計に余裕をもたらすことができます。

3. 投資を始める

資産を増やす一つの方法として、投資が挙げられます。しかし、投資にはリスクが伴いますので、始める前に十分な知識を身につけることが重要です。株式投資、投資信託、不動産投資など、さまざまな投資方法がありますが、自分のリスク許容度や投資目的に合った方法を選ぶことが大切です。初心者には、少額から始められる投資信託や、リスクが比較的低い債券投資がおすすめです。

4. 収入を増やす

最後に、可能な限り収入を増やすことも重要です。本業以外に副業を持つことで収入源を増やすことができます。また、自己投資をしてスキルアップを図り、将来的に収入を増やす可能性を高めることも一つの方法です。趣味や特技を活かした副業も人気があります。副業を始める際は、税金や社会保険料の計算方法も理解しておく必要があります。

この4つのポイントは、賢い金銭管理には欠かせない基礎知識です。特に、今の時代は経済状況が目まぐるしく変化しているため、定期的に最新の情報を得て、それに基づいた対策を講じることが重要です。自分自身と家族の将来のために、今日からお金の勉強を始めてみましょう。

↑↑書籍で勉強をしていきたい方におすすめの記事です

所得税の構造と節税について

所得税の計算方法を理解し、税金の節税方法について学びます。年末調整や確定申告を通じて、どのようにして節税できるかを知ることは、家計に大きなメリットをもたらします。

所得税の理解は、賢い金銭管理の基礎です。所得税は私たちの収入に応じて課される税金で、計算方法を理解することが節税の第一歩となります。

管理人
管理人
私自身、お金について学び始めてから年末調整や確定申告が楽しみになってきました!節税イベントに自分から参加していく関係させていくことが大事ですね!

1. 所得税の基本構造

所得税は、「収入額」から「必要経費」を差し引いた「課税所得」に対して計算されます。この課税所得に、所得税率を適用して税額を算出します。例えば、年収が高いほど、税率が高くなる累進課税が適用されます。また、所得の種類によって、給与所得、事業所得、資本所得などに分けられ、それぞれに適切な計算方法があります。下記に課税所得に関する税率表を記載しておきます。参考にしてみてください!

管理人
管理人
節税の近道は、課税所得をできるだけ減らしてくこと
課税所得 税率 控除額
1,950,000円以下 5% 0円
1,950,001円~3,300,000円 10% 97,500円
3,300,001円~6,950,000円 20% 427,500円
6,950,001円~9,000,000円 23% 636,000円
9,000,001円~18,000,000円 33% 1,536,000円
18,000,001円~40,000,000円 40% 2,796,000円
40,000,001円以上 45% 4,796,000円

(参考:金融庁ホームページより)

2. 節税のポイント

  • 控除の活用: 所得税計算時に、様々な控除を適用することで課税所得を減らすことができます。例えば、基礎控除、配偶者控除、扶養控除などがあります。これらを適切に活用することで、支払う税金の額を減らすことが可能です。
  • 年末調整と確定申告: サラリーマンは年末調整で、フリーランスや副業を持つ人は確定申告で、所得税の精算を行います。この時に、保険料控除、住宅ローン控除、医療費控除など、年間を通じて発生した様々な費用を控除対象として申告することで、税金が還付されることもあります。

3. 節税を考える上での留意点

  • 生命保険や地震保険の控除: 保険料控除は、所得税と住民税から控除が受けられるもので、年間に支払った保険料の一部が控除の対象となります。
  • 住宅ローン控除の活用: 住宅ローンを利用している場合、その利子部分が一定期間、所得税から控除されます。これは特に大きな節税効果が見込める項目の一つです。
  • 医療費控除の適用: 年間に一定額以上の医療費を支払った場合、その超過分が所得税から控除されます。レシートの保存が重要です。

 

人に関する控除
  • 基礎控除
    • 条件: 全ての納税者が対象
    • 控除額: 最大48万円
  • 配偶者控除
    • 条件: 配偶者がいる場合
    • 控除額: 最大38万円
  • 配偶者特別控除
    • 条件: 所得が一定以下の配偶者がいる場合
    • 控除額: 所得に応じて変動
  • 扶養控除
    • 条件: 16歳以上の扶養家族がいる場合
    • 控除額: 1人あたり最大38万円

 

生活などに関する控除
  • 社会保険料控除
    • 条件: 健康保険料、年金保険料などを支払っている場合
    • 控除額: 支払った保険料全額
  • 生命保険料控除
    • 条件: 生命保険料を支払っている場合
    • 控除額: 支払った保険料に応じて
  • 地震保険料控除
    • 条件: 地震保険料を支払っている場合
    • 控除額: 支払った保険料に応じて
  • 医療費控除
    • 条件: 一定額以上の医療費を支払った場合
    • 控除額: 支払った医療費に応じて
  • 雑損控除
    • 条件: 災害等による損失が発生した場合
    • 控除額: 災害等で生じた損失額に応じて
  • 住宅ローン控除
    • 条件: 一定の要件を満たす住宅の購入や新築、リフォームに対して住宅ローンを利用している場合
    • 控除額: 住宅ローンの年間返済額の一部が所得税から控除される
  • 寄付金控除
    • 条件: 公益法人等に寄付をした場合(ふるさと納税も含む)
    • 控除額: 寄付額の一部(ふるさと納税の場合、寄付額から2,000円を差し引いた金額)

 

節税は、単に税金を払わないことではなく、法律に則った適切な方法で必要以上の税金を支払わないようにすることです。自分の状況を正確に把握し、適切な控除を活用することで、家計に余裕をもたらすことができます。また、税制は年々変化するため、常に最新の情報を得ることも重要です。これらの知識を身につけることで、賢い金銭管理が可能になります。

ふるさと納税を活用した節約術

ふるさと納税は、特産品を受け取りながら税金を節約する素晴らしい制度です。どのように活用すれば最大の効果が得られるかを学びましょう。

日用品などを選ぶことで、実質的な支出を減らすことが可能です。この制度は、地方自治体への寄付を通じて地域の発展を支援し、同時に納税者自身の税金負担を軽減することができる、一石二鳥の方法です。

ふるさと納税の基本

 

ふるさと納税は、地方自治体に寄付を行い、その額に応じて所得税や住民税から控除を受けることができる制度です。この制度の大きな魅力は、寄付に対して地方自治体から特産品が贈られること。つまり、実質的には税金を払いながらも、その一部を地域の特産品で「戻ってくる」形になります。

節約へのアプローチ

ふるさと納税は、節約術としても有効です。寄付した金額の大部分が税控除されるため、実質的な負担は少なく、受け取る特産品は日常生活での出費を削減できます。例えば、30000円寄付して9000円分の特産品を受け取った場合、実質的な支出は21000円となり、それ以上の価値を持つ商品を受け取ることができます。

シミュレーションの重要性

ふるさと納税の限度額は個人の所得や家族構成によって異なるため、シミュレーションを行うことが重要です。楽天ふるさと納税などのウェブサイトでは、簡単に限度額を計算でき、どの自治体にどれだけ寄付できるかを把握することができます。

管理人
管理人
私が使っているシミュレーションサイトは、楽天ふるさと納税シミュレーションです

 

 

節税としての効果

ふるさと納税は、日用品などを受け取ることで直接的な節約効果が得られるだけでなく、納税額の一部を地方自治体への寄付として活用できるため、間接的な節税効果もあります。これにより、税金の負担を減らしつつ、地域社会への貢献も可能になります。

管理人
管理人
私が過去に注文したふるさと納税の商品も下記に示しますね。よかったら参考になさってください。
管理人が注文したふるさと納税

・キッチンタオル
・ティッシュBOX5箱×10袋

 

 

 

実践の5ステップ

最後にふるさと納税の流れについて5つのステップで紹介します。

  1. 限度額の確認: まずは自分のふるさと納税の限度額を把握しましょう。
  2. 自治体の選定: 寄付したい地方自治体を選びます。
  3. 特産品の選択: 受け取りたい特産品を選びます。
  4. 寄付の実行: 寄付を行い、特産品を受け取ります。
  5. 確定申告で控除を受ける: 翌年の確定申告時に、寄付金控除を申告し、税金の還付を受けます。

上記のステップで進めていくことでふるさと納税を行うことができます。ぜひ、チャレンジしてみてくださいね!

社会保険制度の理解が必須

日本の社会保険制度は、国民の生活を支える重要な柱です。この制度を正しく理解し活用することにより、家計の節約はもちろん、将来の安定した生活を築くための基盤を作ることができます。制度の詳細を理解し、自身や家族のための最適な計画を立てることが、賢い資産管理の鍵となります。

社会保険制度の基本

日本における社会保険制度は、主に年金、医療、雇用、介護保険から構成されています。この制度は、老後の安定、病気やケガの際の医療費サポート、職を失った時の安全網として機能し、市民の生活を保護しています。しかし、多くの日本人がこの制度の詳細を十分に理解していないのが現状です​。

管理人
管理人
私も過去、社会保険制度については難解に感じており、学ぶことを後回しにしてきました。しかし、学ぶことで民間保険の解約を進め、無駄な保険料を抑えることができました。

社会保険制度の理解は、家計の節約と資産形成に直結します。例えば、適切な年金制度の利用により、老後の資産形成に貢献し、高額療養費制度の理解により、不必要な保険料の支払いを避けることができます。また、これらの制度を活用することで、必要な時に適切なサポートを受けることが可能になります。

年金制度の理解

日本の年金制度には、老齢年金、障害年金、遺族年金があります。これらは、国民の老後の生活を支えるための公的な制度です。老齢年金は、一定の年齢に達した後に受け取れる金額で、障害年金は障害を負った場合、遺族年金は家族を失った際に支給されます。民間の保険は、これらの公的年金を補完する役割を果たしますが、多くの人が公的年金の内容を理解せずに民間保険に加入していることが問題視されています​。
そのため、無駄な保険に入っていないかを見直すことが重要です。以下に私が考えてきたステップを紹介します。

  1. 自分の状況確認: まずは自分の家族の状況を確認する。個人事業者か会社員か夫婦共働きか子どもの有無、年齢など
  2. 社会保険の確認: 家族ありの状況で自分にもしものことがあったら子どもがどのぐらい遺族年金をもらえるのか確認する
  3. 不足分の洗い出し: 遺族年金の金額と日々の生活費との比較をして不足する金額をおおよそ把握する
  4. 生命保険に加入を検討・見直し: 不足する金額は民間保険で賄い、それよりも多い保険に加入している場合には、見直しを行う
  5. 老後と医療費について: 自分の老後や医療費については、貯金で備えていく考えにして保険で備えることはしないようにする

医療制度の活用

日本には高額療養費制度があり、一定額以上の医療費については国が負担してくれます。これは、収入に応じて上限が設定されており、個人が負担する医療費には限界があります。しかし、この制度を理解していないと、必要以上に高額な民間医療保険に加入してしまう可能性があります。そのため、社会保険制度を正しく理解し、必要な保険にのみ加入することが重要です​。

まとめ

本記事では、日本の現代社会が直面する経済的な課題と、それに対処するための金銭管理の基本を探求しました。私たちは、2000万円問題、終身雇用の崩壊、コロナ禍といった新たな経済環境の中で、お金について向き合う必要があります。これらの変化に対応するため、以下の重要なポイントを学びました。

  1. 日本の課題や現状の理解: 現代日本の経済状況と老後の資金不足問題への洞察。
  2. 金銭管理の4つのポイント: 国の制度を理解し、それを活用して資金を増やす方法。
  3. 所得税の構造と節税: 節税のために所得税の計算方法を理解する。
  4. ふるさと納税の活用: 地方自治体への寄付を通じて節税と地域貢献を同時に行う方法。
  5. 社会保険制度の理解: 公的な年金、医療、雇用保険の仕組みを理解し、民間保険の必要性を再評価する。

この内容を理解し、他人に伝えることができるようになることが、賢い家計管理への第一歩です。知識を共有し、実践することで、より良い財政的未来を築くことができます。今回の内容を活用して、日々の生活において賢い金銭管理を実践し、将来の安定と豊かな生活を目指していきましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。